首页
搜索 搜索
当前位置:动态 > 正文

热头条丨35あなたの愛が正しいわ~

2023-04-13 21:59:47 哔哩哔哩

本专栏仅供学习和作为交流资料使用


(资料图)

【ED①夫婦がよりを戻すルート】06 その後の僕たち【デイヴィス視点】

そのあとの僕たちは、『抱きしめあうとベッドになだれ込み、数日間、愛を確かめ合った……』なんてことにはならず、明日の仕事のために適度に話を切り上げて解散した。

ローザの後ろ姿を見送ると、先ほどのローザの言葉をかみしめる。

――私、今のあなたのこと、好きよ。

僕の愛とローザの愛には、大きな差があるのはわかっているけど、愛している人に好意をもってもらえるだけで、嬉しくて胸がいっぱいになってしまう。

ローザに『これからも、ずっと側にいていいよ』と許してもらえたみたいで、また涙がにじんだ。

それから、ほどなくして、ローザは妊娠した。

その報告を聞いた僕は、驚きと喜びで、どうにかなってしまいそうだった。

妊娠中のローザがムリをしてしまわないように、彼女の許可を得てから、彼女の仕事を代わりに頼める人材を探して手配した。

そうすることで、ローザは家でゆっくりしながら、最終決裁だけすれば良い仕組みをつくりあげた。

日に日に大きくなっていくローザのお腹が神秘的だ。具合が悪そうなローザを心配しすぎて、ローザに「デイヴィス、少し、あっちにいってて……」と言われてしまう日もあった。

ローザが男の子を産んでくれたとき、出産後の母子ともに無事であることに僕は涙を流した。

僕たちの子どもは、良く寝て良く泣いて、たくさんミルクを飲んですくすくと育っている。

「あなたも抱いてみる?」

ローザにそう聞かれて、おそるおそる腕に抱いた新しい命は、とても小さくてみているだけで壊れてしまいそうで怖い。

「ロ、ローザ……」

困っている僕から、ローザは赤ん坊を受け取る。

「かわいいわね」

そういうローザの顔はとても穏やかだ。

「そうだね、かわいいね」

そう答えながら、ローザの愛を一身に受ける我が子に少しだけ嫉妬してしまう。

でも、僕はもう二度と間違えない。

ローザを愛し、我が子を愛して、生涯大切にすると決めているから。